2020年2月6日(木)

日常のできごと

欲しくないけど必要な情報

2月から、10年以上購読してきた新聞を変更しました。
特に何か問題があったわけではなく、単純な気分転換です。
いつも斜め読みの新聞ですが、新しいものは、なんでも物珍しく、
ここ何日かじっくり読むと、普段は気にならないことが間々あることに気付きます。

先日は<がん老介護>という聞きなれない言葉を目にしました。
ご本人が独身の非正規雇用のがん患者でありながら、
両親の介護も行っている現状を伝えたものです。
想像しただけでも大変ですが、
ご本人が行政に相談しつつ前向きに、様々な可能性へチャレンジする姿は、
<がん老介護>というマイナスイメージの言葉に終わらない、
励まされる内容の記事でした。

欲しい情報や興味あることは、嬉々としてネットで取りますが、
<新聞>というアナログな媒体は、
目を通すなかで知らなかったことや世界に「気づかされ」ます。
言い換えると「欲しくないけど必要な情報」がそこにあります。
テツオフィスも、お客様に「気づいて」いただけるような情報をご提供できればと思います。(き)