2021年9月17日(金)

日常のできごと

防災無線から考えた

 埼玉県のほぼ中央に位置する坂戸市は、定時と随時に防災無線が流れます。定時放送は、14:50に小学生の下校見守り。17:25(4月~9月)は『ふるさと』。16:25(10月~3月)は、『夕焼け小焼け』のメロディーが、それぞれ流れます。最近は、新型インフルエンザ(コロナ変異株)の注意喚起が、随時放送されます。
そして次によく耳にするのが、行方不明の方の捜索です。多分ご家族は、居ても立っても居られず、行政へお願いし防災無線での捜索となったのかと思います。GPSを持たせる等のご意見もありますが、やはり人の眼(マンパワー)は大きいと実感します。なぜなら、翌日、行方不明者発見の御礼放送を聴くことが多いからなんです。発見を耳にするたび、無関係の私でさえ、何となくホッとします。

「人生100年」と言われる時代です。昭和・平成の保険は、残された家族と病気治療のための死亡と医療がメインでした。平成から令和にかけて、病気で働けないときの為の収入保障タイプへ、そして令和は、長生きのリスクに備える介護を支える商品へと変化しています。支える側も、支えられる側も介護リスクに備えることが、あたりまえの時代に来ているようです。