2013年4月2日(火)

スポーツ・運動

【剣道日誌】ケガと見取稽古

新年度です。1月に左足ふくらはぎの肉離れを起こしてしまい、稽古不足の春です。しかし、暖かくなるとともに回復し、先週から普段のリズムを取り戻せるようになってきました。

この間、子どもの付き添いも兼ねた見取稽古でした。
「見取稽古」?今風に言えばイメージ作りです。先生のマネをするために、構え・攻め・打ちに入る動作・打ち・残心・発声を身体の細かい筋肉がそのように動くことをイメージしながら見学することです。
剣道では稽古のひとつとされています。実際は動いていないのですが、身体が熱くなるのが不思議です。トレーニングのひとつであるメンタルプラクティスにも通じるように思います。日本の稽古事の多くは形の伝承です。それはマネをすることで伝わります。「守破離」と上達しても基本が変わることはありません。「見て真似て研究する」ことが大切です。

出来たイメージで臨んだ久しぶりの稽古は息が上がるばかりでしたが、夢と妄想が膨らんだケガの功名と言える2か月間でした。