2017年5月25日(木)

保険全般

自転車保険を考える

今朝の新聞で、自転車事故の高額賠償が増えるという記事が出ていました。

読み進めていくと、2013年の神戸地裁の判決で、男子小学生が60代女性をはねて重い後遺症を負わせたとして、小学生の保護者に
約9,500万円の賠償が命じられてから、自転車保険に注目が集まり始めたそうです。

 2015年6月に改正道路交通法施行で自転車の危険運転などに対する取り締まりが強化され、その流れを受けて兵庫県は、自転車の利用者らに
自転車保険への加入を義務付ける条例を制定。2016年には、大阪府と滋賀県も加入義務付けの条例を制定。
さらに、滋賀県では、県の交通安全協会が独自の「滋賀のけんみん自転車保険」も創設。年間1,000円のプランで家族全員の個人賠償が
最高一億円まで補償され、加入の年齢制限もないそうです。
去年の6月からの募集で、予想の2倍以上のペースで申し込みが相次いでおり、約12,000人が加入しているそうです。

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 その新聞記事の最後の追記に、「自転車の安全利用促進委員会」が、自転車事故を分析したところ、5,6月に集中。
特に高校1年生の事故が突出して多いと締めくくられてました。
自転車に乗るには、1年で一番快適な時期ですが、心して注意したいものです。