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2018年6月1日(金)

今日から6月 調停の効果

今日から6月。5月最後の夜は上京した高校同級生と久しぶりの再会。同級生は北九州の女性弁護士。小員もADR調停委員として紛争に関わることもあるため、調停の効果が話題になった。

 

調停であってもお互い主張ある法的な争いだ。しかし求めることは法的解決ではなく、両者の共通点・相違点をていねいに聞くことで洗い出し法的解決以前の解決へ導くことである。この過程には法的背景はあっても、公序良俗に反しない限り感情論も受け入れることが大切になる。別の言い方をすると法律論よりも「主張を認める」などの心理学や文学的センスが必要ではないか。そんな思いに彼女も賛同。法的な解決は「証拠(エビデンス)」を出し合い、感情を無視せざる得ない。それに満足される方もいるだろうが、最終的な手段でしかなく、お互いの満足を得られるのか疑問だとのことだった。

 

彼女は法学部出身ではなく、確か文学部である。司法試験も中年以降に挑み合格した経歴だ。やわらかな頭と豊かな人生経験がそのような調停の効果を語らせるのかもしれない。教えを乞える友達に感謝。