2022年11月24日(木)

スポーツ・運動

【剣道日誌】社会体育指導員

 「実力の段位と称号」「指導力の社会体育資格」と言われる。9月千葉県勝浦市日本武道館研修センターで行われた社会体育指導員上級講座に、二泊三日参加した。コロナで二年延期となったこともあり、全国から約85名の参加があった。科目は、論文審査・課題学習筆記テスト・形実習・審判法・形指導演習・理論テスト・剣道技術の7科目。各科目5点満点。2点があれば不合格。級は、初級、中級 上級とあり、取得後4年の更新を行うか、上位の級にすすむことにより指導力を培う仕組みとなっている。
 初級から10年目の最上位級への挑戦であったが、指導力の試験は、初中級にはない。試験官の前で、審判や形の指導を実際に行うのは、緊張もあり、的確な言葉が出てこず苦労した。指導が「伝える」ことから始まるとすれば、専門性のある言葉を理解し使えることの大切さを知った。自身の剣道への取組を見直す大きな機会であった。
 結果は、Bランクでの合格をいただいた。今後剣道の伝統文化を伝えるお役に立つことができたらと思う。