同じ「1時間」でも、スマホを見ている時と庭で草取りをしている時では、まったく時間の流れが違って感じます。
これは、人の時間の感じ方(時間知覚)によるものだそうです。
スマホを見ていると、次々に情報や映像が流れ込み、脳は処理でいっぱいになります。
そのため「今どれくらい経ったか」を意識する余裕がなく、あっという間に時間が過ぎてしまうのです。
一方で草取りは、体を動かしながら単調な作業。
暑さや疲れなどの“現実的な刺激”を感じやすく、時間がゆっくり流れるように感じます。
同じ1時間でも、どこに意識が向いているかで、長さの感じ方がまったく変わります。
そんな小さな不思議を感じながら、今日も“現実の時間”を味わえればと思います。
