2009年11月15日(日)

スポーツ・運動

【剣道日誌】六段審査

朝8時の新幹線で勝手知ったる名古屋の審査会場へ向かう。

心がけは力を抜く、先を取るそして平常心である。
あがりながらも普段通りの立会ができたように感じたが結果は不合格。

「打ちすぎたかな」「打ち損じた面がよくなかったかな」「胴をきったのがよくなかったのかな」といろんなことを思うが足らない何かがあるということである。

これを見つけることが稽古である。再びチャレンジです。

話は変わるが、養老猛先生の修行に関してこのような発言があった。
「たとえば千日回峰行でGDPは増加しないのに修行者はことを成すことで高まり、人々はその修行に感動する。」

私の剣道は修行といえないが、稽古そのものは自分に向かう修行と感じる。
魅かれるのは直接生産に結び付かないところから得られる感動なのかもしれない。