14日日曜日は名古屋で六段審査会。
9月の肉離れでほとんど稽古しなかったこともあり迷いつつも(金)(土)と続けて稽古をし受審。結果は不合格。
けがが原因ではなく稽古不足と己の心の弱さをまた知らされる。
結果を出さなければいけないのはビジネスも同じである。
結果は営業成績が芳しくない時、がんばればがんばる程ダメで、スムーズに行っている時は自然とよいという不思議な傾向がある。
司馬遼太郎作品で廻船商人として成功する高田屋嘉兵衛を描いた「菜の花の沖」という小説のこんなフレーズを思い出す。主人公曰く「溺れているときに水をつかもうとすれば本当に溺れてしまう。商売でお金をつかもうとすることはこれと同じだ」
「合格したい」「うまく打ちたい」と溺れてしまっている自分がいる。