2021年9月22日(水)

日常のできごと

【健康情報】お麩

今回は、高蛋白低カロリーの<麩>についてです。
お麩は肉食ができない仏教僧の栄養源として大切にされてきたそうです。原料は、小麦から取り出した植物性の小麦蛋白が原料でこれに強力小麦粉を加え混ぜたものが<焼き麩>。もち米を加えて蒸したり茹でたりしたものが<生麩>となります。
いずれも脳を育てる自然のグルタミンさんが多く、カルシウム、鉄、亜鉛といったミネラルが凝縮されています。
(この栄養素、確か牡蠣の時にも聞いたような・・・)
血液 血漿タンパク質を生成するのに肉の1/3の量で作ることができ、さらに消化、吸収率が高く持久力がつくのが特徴です。また、コラーゲンを修復するアミノ酸も多いので、美肌・保湿にも優れています。脂肪は、ごくわずかした含まれず、高蛋白ですが、低カロリーです。
 東北の岩手では、妊婦さんのお見舞いには板麩を持っていくそうです。産後の肥立ちがいいのでみそ汁や煮物に使うというのは古人の知恵です。
 日本産の車麩はだし汁に浸して戻し、フライにしてもコクがあり,玉ねぎやレンコンなどと交互にさして揚げた串カツ(もどき)は大変おいしくカラダの細胞も活気よく働くのでこれから寒くなる季節には特におすすめです。
 お味噌汁の最後に毬麩を入れるのも超簡単おすすめです。