昨年、栄養たっぷりの土に大事に撒いた『ひょうたん』の種は、なぜか一つも芽を出しませんでした。ところが、庭の隅に何気なく放っておいた種が、今年になって元気に芽を出し、この夏、鈴なりに実をつけ、目を楽しませてくれます。
植物は、自分に合った場所に根を下ろすと、自然と育ち、花を咲かせ、実をつける力を持っているのだと、改めて感じました。
人も同じではないでしょうか。
環境や役割がその人に合っていれば、無理をしなくても力を発揮し、自然に成果を出すことができます。
「適材適所」それは単なる言葉ではなく、人も植物も健やかに成長していくために欠かせない大切な考え方だと、庭の片隅で『ひょうたん』がこっそり、教えてくれました。
2025年8月22日(金)