2007年7月26日(木)

スポーツ・運動

【剣道日誌】真っ直ぐに打つ

「打って止まる。」真っ直ぐに打っていないことを指摘される。
打ち切っていない結果になっている。基本と打ち込みを丁寧に数を行うことから矯正したい。

海外で活躍する剣道家を取り上げたシリーズが剣道日本誌より「ニッポン剣道世界へ」と題して単行本化された。http://www.skijournal.co.jp/search/detail.php?ID=430

各人の苦労と工夫が新鮮だ。

なかでもハンガリーで活躍する阿部哲士さんが「見せるスポーツ」と「競うスポーツ」という概念しかない欧州において、剣道がその文化性を保ちつつ受け入れられていくために「生きるためのスポーツ」という捉え方をなさることに感銘を受ける。

「競技」「見せる」はいずれも競技者の年齢的ピークを前提とし若い方が中心となっていかざるをえない。

しかし剣道ではどこの道場へいっても必ず60代70代の方々が若年者と堂々とお稽古をなさり圧倒されている。50代の私も大学生達と充分に竹刀を交わすことができる。

剣道の理念は「人間形成にある」と全日本剣道連盟も言う。
「生きるための競技」これが現代における武道のように思う。